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『海の祭礼』吉村昭

久しぶりに、本のことなど・・・

少し前に、吉村昭の『海の祭礼』という本を読みました。

幕末、ペリーが来る5年前に、日本にあこがれてやって来た
アメリカ人青年、マクドナルド。
彼は、単身利尻島に上陸し、やがて松前から長崎へ移送され、
座敷牢に収容されます。

そこで、オランダ語の通訳をしていた、森山栄之助は、彼から
英語を学びます。

やがて、マクドナルドは、長崎へやって来たアメリカ船で帰国。
森山は、ペリー来航以後、日米和親条約を初め、各国との外交
交渉の場での無くてはならない存在として、活躍していきます。

しかし、幕府が倒れたあと、新政府に仕えることなく、生涯を終えた
森山の最期には、少し寂しいものがありました。

そう言えば、前に読んだ、「アメリカ彦蔵」の浜田彦蔵(ジョセフ彦)や、
ジョン万次郎こと中浜万次郎も、あまり恵まれた最期とは言え無い
晩年でした。

派手な活躍をした志士の影で、こんな風に日本のために働いたり、
歴史の波に翻弄された人がいる。
最近は、なぜかそんな人の物語に、惹かれます(笑)

さてこの本、前半のマクドナルドと森山の交流のシーンが、特に
良かったです。

英語の教材やスクールが、町にあふれ、パソコンやスマホで簡単に
翻訳出来る現在と違って、この頃に語学を身につけようとするのは、
ほんと並大抵のことではなかったでしょう。
そんなことを思うと、もっと英語の勉強しなきゃ、、、
って、思ってしまいます(^_^;)

 

 

神戸ディナークルーズ

神戸コンチェルトクルーズ船

妻の誕生日祝いにと、子供達がチケットをプレゼントしてくれたので、
神戸港発のディナークルーズに行ってきました。

神戸ディナークルーズ

誕生日は、11月でしたので、随分前にもらってたのですが、
なかなか行く機会が無く、やっと昨日行くことが出来ました。

予約したのは、5時10分発のディナークルーズ。
乗り場には、かなりたくさんの人がいました。
中国の方でしょうか、団体客もけっこういます。

神戸ディナークルーズ

料理は中華のコース料理で、海外の団体客の方とは別の部屋で
ゆっくり食べることが出来ました(^_^)

神戸ディナークルーズ

神戸港がゆっくり暮れなずむ頃に、出港。

神戸ディナークルーズ

まずは、前菜の盛り合わせです。

神戸ディナークルーズ

つづいて、鮑入りフカヒレスープ。

神戸ディナークルーズ

エビとキノコの炒め物と、クリームの衣揚げ(ころっけ?)

神戸ディナークルーズ

青ハタの広東風蒸し。

神戸ディナークルーズ

たらば蟹と春雨の土鍋煮
ちょっとピリッとして美味しかったです。

神戸ディナークルーズ

そろそろ、明石海峡大橋の手前です。
ここで転回します。

神戸ディナークルーズ

会場では、ジャズの生演奏も。

神戸ディナークルーズ

竹筒入り五目おこわ

神戸ディナークルーズ

最後にデザートの盛り合わせ。

どれも美味しくって、お腹いっぱいになりました。
それにしても、お金出し合ってこんな風にしてくれるようになったんだなぁと、
感慨深い物がありますね。

子供達に感謝です(^_^)

 

神戸 移住ミュージアム

今回は、11月の半ばに神戸を散歩したときのブログです。
このところ、あちこち歩きに行って、写真を撮ってるので、書きたいことが
いっぱいあるのですが、なかなか更新出来ず、今日まで来てます。

このときは、県庁北の諏訪山あたりから、北野を経て布引の滝まで
歩いたのですが、北野へ行く途中に『海外移住と文化の交流センター』
いう建物がありました。

神戸市立海外移住と文化の交流センター

元々は、1928年に開設された神戸移住センター(国立移民収容所)
だそうです。

移住ミュージアム

建物の前には『ブラジル移民発祥の地』の石碑が。
中に入ってみると、『移住ミュージアム』がありました。

ブラジル移民については、垣根 涼介の「ワイルド・ソウル」を読んで以来、
すごく気になっていましたので、早速見学することに。

移住ミュージアム

移住ミュージアム

中には、この建物が出来た当時の神戸の様子や、移民船の模型、
当時使われた農機具を初めその頃の生活が伺われる物が多数
展示されていました。

移住ミュージアム

移住ミュージアム

移住募集のポスターなども

移住ミュージアム

当時の移住者の像などもありました。

移住ミュージアム

移住者に贈られた手ぬぐいだそうです。
奥にあるランタンはコールマンですね。

移住ミュージアム

移住者が、起居した部屋の様子なども再現されていました。
各種手続きを済ませて、乗船するまでここで過ごしたそうです。

移住ミュージアム

パネルでは、入植から今日に至るまでの様子が写真や資料などで
紹介されています。

移住ミュージアム

移住ミュージアム

移住者が日本から持っていった物などの展示も。

移住ミュージアム

どれも、移住者にとってはとても貴重な品だったのでしょうね。

移住ミュージアム

そして、現在の神戸と、外国人についてなど・・・

先日の、炭鉱博物館とともに、こちらも一見の価値のある施設でした。
機会があればぜひどうぞ(^_^)

 

夕張 石炭博物館

間が開きましたが、昨年11月の北海道富良野・美瑛旅行の続きです。

最終日、夕張の「幸福の黄色いハンカチ」想い出ひろばの後、
「石炭博物館」へ、行ってみました。

石炭博物館

ここは、文字通り石炭のこと、そして夕張炭鉱をはじめとする、炭鉱の
歴史や、その仕事・生活など、いろんなことが学べる、とても興味深い
施設です。

石炭博物館

入ってすぐのところに、石炭の見本が・・・
デカイです。

石炭博物館

そして、アンモナイトなどの化石もたくさん展示されています。

夕張 石炭博物館
すごく大きなアンモナイトの化石があって、ちょっと驚きました。

夕張 石炭博物館

炭鉱で使われた道具などが展示してあります。

夕張 石炭博物館

道具の移り変わりを見るのも面白いです。

その他、夕張炭鉱が栄えていた頃の、人々の生活の様子や
大変賑わっていたお祭りの様子などが、展示されていました。
(人が写ったお祭りのパネル写真などは撮影出来ませんでしたが)

展示室を出ると、エレベーターで山の中へ

夕張 石炭博物館

まずはトンネルになった、炭鉱風俗館です。

夕張 石炭博物館

ここでは、明治から昭和へと、年代ごとの炭鉱の仕事や生活の
様子が、人形や当時の道具などで展示されています。

夕張 石炭博物館

夕張 石炭博物館

いろんな仕掛けがしてあり、ボタンを押すと掘削機が動いたり、
石炭がトロッコに積み込まれていく様子などを見ることが出来ます。

夕張 石炭博物館

そして、さらに下へおりて、いよいよ炭鉱へ入っていきます。

夕張 石炭博物館

入り口で、ヘッドライト付きのヘルメットをかぶります。

夕張 石炭博物館

何とも言えない雰囲気があり、探検気分が盛り上がります(笑)

夕張 石炭博物館

炭鉱での仕事の様子がよく分かるようになっています。

夕張 石炭博物館

これは、明治末期から大正の頃に行われた、タヌキ掘りと呼ばれる
採炭の様子です。
この姿勢で、長時間仕事をするのは、ほんと大変だったでしょうね。

夕張 石炭大露頭

坑道を出ると、北海道天然記念物「石炭大露頭」を見ることが出来ます。

夕張 石炭大露頭

石炭の層をこんな風に見ることが出来るなんて、すごいですよね。

この『石炭博物館』は、ほんとすごく興味深い施設でした。

あまり人がいなくて、寂しい限りですが、夕張や、石炭産業、そして
エネルギー政策の移り変わりを見ることが出来る産業遺産として、
もっと評価されてもいいのでは、と思われる施設です。

機会があればぜひどうぞ!

おまけ(^_^)

夕張 カレーそば

炭鉱博物館へ行く前に食べた『夕張 カレーそば』です。
夕張のB級グルメのようですね。
美味しかったです(^_^)

夕張 カレーそば

 

 

 

 

静岡その3~富士山

日曜日は、午前中に駿府城へ行ってきました。

駿府城公園

そう言えば、前に来たときは確か工事をしていたのですが、
きれいになってました。

駿府城公園

巽櫓の中を見学して、紅葉山庭園へ。

駿府城公園紅葉山庭園

ここから、坤櫓(ひつじさるやぐら)へ向かったのですが、
櫓の下あたりから、とてもきれいに富士山を見ることが出来ました。

駿府城公園から見る富士山

静岡へは何度か来ていますが、市街地から富士山を見るのは
初めてかも知れません・・・

駿府城公園から見る富士山

少しアップで・・・ほんと快晴でした(^_^)

その後、清水へ移動して、次郎長屋さん店舗見学と出汁取り教室。

そして、西ヶ谷さんの案内で、富士山絶景ポイントへ

三保から見る富士山

おすすめ絶景ポイントから見る富士山。

三保から見る富士山

朝より少し雲が出てきていました。

その後、世界遺産三保の松原へ移動。

三保の松原から見る富士山

砂浜は、白砂ではなく、黒かったです。
火山の影響ですかね。

三保の松原から見る富士山

楽しい2日間でした。