今回は、11月の半ばに神戸を散歩したときのブログです。
このところ、あちこち歩きに行って、写真を撮ってるので、書きたいことが
いっぱいあるのですが、なかなか更新出来ず、今日まで来てます。
このときは、県庁北の諏訪山あたりから、北野を経て布引の滝まで
歩いたのですが、北野へ行く途中に『海外移住と文化の交流センター』と
いう建物がありました。
元々は、1928年に開設された神戸移住センター(国立移民収容所)
だそうです。
建物の前には『ブラジル移民発祥の地』の石碑が。
中に入ってみると、『移住ミュージアム』がありました。
ブラジル移民については、垣根 涼介の「ワイルド・ソウル」を読んで以来、
すごく気になっていましたので、早速見学することに。
中には、この建物が出来た当時の神戸の様子や、移民船の模型、
当時使われた農機具を初めその頃の生活が伺われる物が多数
展示されていました。
移住募集のポスターなども
当時の移住者の像などもありました。
移住者に贈られた手ぬぐいだそうです。
奥にあるランタンはコールマンですね。
移住者が、起居した部屋の様子なども再現されていました。
各種手続きを済ませて、乗船するまでここで過ごしたそうです。
パネルでは、入植から今日に至るまでの様子が写真や資料などで
紹介されています。
移住者が日本から持っていった物などの展示も。
どれも、移住者にとってはとても貴重な品だったのでしょうね。
そして、現在の神戸と、外国人についてなど・・・
先日の、炭鉱博物館とともに、こちらも一見の価値のある施設でした。
機会があればぜひどうぞ(^_^)