カテゴリー

open all | close all

Gallery

P1090746 DSC07557 DSC00236 DSC01178 IMG_4455 IMG_2450

2015道東旅行~その9

道東旅行最終回です。

網走と言えば、ここ『網走監獄』博物館ですね。

網走監獄

実は、ここへ来るのは、31年前の新婚旅行、そして10数年前に
家族旅行でも来て、今回で3度目です。

それでも、10数年前とずいぶん変わっているような気がします。
(前回の記憶があまりないのですが・・・)

網走監獄

こちらは、明治の脱獄王「五寸釘寅吉」こと西川寅吉の像。
本土の集治監(明治時代には、受刑者の収容施設をこう呼んだそうです)から、
北海道最初の集治監である樺戸集治監、空知集治監等、各監獄で脱獄を
繰り返したそうです。

北海道の集治監と囚人を描いた吉村昭の「赤い人」でも、取り上げられています。

網走監獄

当時、本土の収容施設がいっぱいだった、受刑者を北海道開拓の労働力として
利用したそうです。
前述の「赤い人」でも描かれていますが、その生活は、かなり過酷だったようです。

網走監獄

休泊所、
道路の開拓などで使われた、仮の宿舎で、「動く監獄」と言われていたそうです。
起床の合図には、枕にしていた丸太を叩いていたそうです。

網走監獄

脱獄を企てたり、命令に従わなかった囚人に付けられていた、錠や重りなど。
その他、服や手袋、道具類なども展示されていました。

 

網走監獄

網走監獄博物館は、公園のようになっており、緑も多くいろんな花が咲いていました。
咲き乱れるひまわりと、囚人の人形のギャップが何とも哀れな感じがします・・・

網走監獄

木々が多いので、エゾリスなどもたくさん見かけました。

 

網走監獄

こちらは、放射状舎房(登録有形文化財)
五つの舎房が放射状にあり、中央の監視所から全部の房を見渡せるように
なっています。

網走監獄

木造行刑建築物としては、世界最古で最大だそうです。

網走監獄

独房ですね。

網走監獄

こちらは複数人用の房、食事風景が再現されていました。

網走監獄

浴場

 

網走番外地ポスター

網走監獄と言えば、これですね。
その他、刑務所を舞台にしたいろいろな映画のロケにも使われたそうです。
現在の刑務所なども紹介されていましたが、またの機会に・・・

 

網走監獄博物館を出た後は、泊まったペンションの奥さんに教えてもらった
能取湖にある、サンゴ草群落地へ行ってきました。

能取湖サンゴ草群落地

丁度満開の時期でした。

能取湖サンゴ草群落地

初めて見る、サンゴ草です。

能取湖サンゴ草群落地

なかなか壮観です。

さて、この旅行最終日も、お昼近くになってきました。
飛行機の時間まで、もう少しあるので絶景の地、美幌峠へ。

美幌峠

ここも、31年前の新婚旅行の時に来た場所です。

美幌峠

前に見えるのは、国内最大のカルデラ湖である屈斜路湖です。
屈斜路湖というと「クッシー」を思い浮かべます。
ネス湖のネッシーのような、巨大生物がいるって噂でした(笑)

美幌峠

残念ながら、見ることは出来ませんでしたが(笑)
美幌峠の道の駅で、昼ご飯を食べて、女満別空港へ。

 

女満別から千歳行きのプロペラ機

女満別から千歳行きのプロペラ機で、帰路につきました。
楽しい旅も、終わりです。
長らくのお付き合いありがとうございました(^_^)

 

2015道東の旅~その8

道東旅行の続き、今回は網走で泊まった宿のご紹介です。

ペンションわにの家

今回泊まった宿は、イタリアンのフルコースが頂ける
『ペンションわにの家』です。
最近は、どこへ行くにも、大きなホテルより安くてもてなしのいい
民宿やペンションなど小さな宿を選ぶことが多いです。

メルヘンの丘で夕日を見た後は、宿へ帰って楽しみにしていた夕食。

ペンションわにの家のディナー 前菜

まずは、イタリアンディナーの前菜。

ペンションわにの家のディナー

続いて、自家製パスタのラザーニャ

ペンションわにの家のディナー 手打ちの生パスタ

こちらはタラバガニの手打ちパスタ、とても美味しかったです。

ペンションわにの家のディナー

続いて、魚料理、鱈の香草パン粉焼き。
手前の丸いのは、白子でした。

ペンションわにの家のディナー

そして肉料理、ホエー豚でした。

ペンションわにの家のディナー

デザート ティラミスとシャーベット。
その他、スープ手作りパンなど、どれもとても美味しく頂きました。

 

ペンションわにの家の朝食

こちらは翌日の朝食です。

部屋は少し狭いですが、とても清潔できれいに保たれていました。
料金は、一泊二食 一人8,640円でした。
連休でしたので、かなりお値打ちです。

しかし、写真こうやってみると、ホワイトバランスがボロボロですね・・・(^_^;)

 

北海道旅行記、もう少し続きます。

 

 

2015道東旅行~その7

道東旅行の続き、今回は知床から網走です。

知床クルーズの後、レンタカーでウトロから網走へ向かいます。

その途中、斜里町にある「天に続く道」を通りました。

天に続く道

最近見た旅番組で紹介されいて、行ってみたかった場所です。

天に続く道

まっすぐな道が続いています。

天に続く道

ほんと、天に続くような道です。
北海道ならでは、の風景ですね。
ちなみに行ってみたい方は、カーナビのマップコード:642 561 459で
検索してみて下さい。

斜里町から、網走へ入って、まず向かったのは『北方民族博物館』です。

北方民族博物館

ここは、オホーツク海や北極海周辺に住む北方民族の文化や生活などを
紹介する博物館で、いろいろ興味深い展示があります。

北方民族博物館

もちろん、アイヌ民族も含まれます。

北方民族博物館

早速中へ入ってみます。

北方民族博物館

いろんな北方民族の民族衣装や防寒用の服などが展示されています。

北方民族博物館

これは確かアイヌ民族の衣装。

北方民族博物館

トナカイや、アザラシなどの毛皮、内蔵などを使用した防寒着や
防水服もありました。

北方民族博物館

そして住居模型

北方民族博物館

各民族の移動手段に使われた乗り物や道具類も

北方民族博物館

雪上を移動する道具も色々ですね。

北方民族博物館

こちらは、小刀。
生活の必需品です。

北方民族博物館
まだまだ色々あったのですが、このあたりで。

 

北方民族博物館を出た後は、一旦今日の宿にチェックインして、
夕日を見るために、女満別の『メルヘンの丘』へ。

メルヘンの丘

ここもまた、これぞ北海道!と言う風景が広がっています。

メルヘンの丘
写真はないのですが、この丘の反対側もとてもいい感じでした。

メルヘンの丘

この日は、雲も少なくきれいな夕日を見ることが出来ました。

メルヘンの丘

丘へ沈んでいきます。

メルヘンの丘

 

メルヘンの丘

日が沈んだ後も、仕事を続けるトラクターがいい感じです(^_^)

もう少し続きます。

 

2015道東旅行~その6

道東旅行の続き、今回は『知床クルーズ』です。

旅行4日目は、うとろ港から知床岬への観光クルーズ船に乗りました。

知床観光クルーズ

知床岬の途中で引き返してくる「硫黄山コース」「ヒグマコース」そして
岬の端までいく「知床岬コース」の3コースがあります。
せっかくの機会なので、私たちは1番遠くまで行く「知床岬コース」へ。

知床観光クルーズ

だいぶ前に予約していたのですが、船は満員でした。
この日は快晴で、暖かかったのですが、海の上はけっこう寒かったです。

知床観光クルーズ プユニ岬

ウトロ港をでてしばらくいくと、知床八景の一つ、プユニ岬が見えてきます。

フレペの滝(乙女の涙)

岬を回ると、フレペの滝(乙女の涙)が。
陸地の展望台よりよく見えます。

知床観光クルーズ

岬には断崖絶壁や奇岩が続きます。
こちらは、硫黄が流れ込んでいるところ。

知床観光クルーズ

その硫黄の影響でしょうか、海の色がすごかったです。

知床観光クルーズ こけし岩

さらに断崖が続きます。
こちらは、こけし岩

知床観光クルーズ こけし岩

下の小さな岩が、頭の部分を支えているそうです。

知床観光クルーズ 

これは何の滝だったか・・(^_^;)
所々に滝がながれていました。

知床観光クルーズ ヒグマの親子

そしてヒグマのメッカと言われている、ルシャ海岸へ。
いました、遠いですが親子のクマが。

知床観光クルーズ ヒグマの親子

トリミングして、アップで・・・

知床観光クルーズ カシュニの滝

これはカシュニの滝・・・だったと思います(笑)

知床観光クルーズ 知床岬

船は少し沖合へ出て、岬先端を目指します。
海上では、鮭漁をする漁師さんの船がたくさん見られました。
その向こうには、知床連山です。

知床観光クルーズ 知床岬

そして見えてきました、知床岬先端

知床観光クルーズ 知床岬

向こうにはぼんやりですが、国後島が見えます。

この後、沖を引き返して、ウトロ港に帰ります。
約3時間のクルーズでした。

続きます。

 

 

 

日野浦司さんの作品

このブログやfacebook等で、宣伝じみたことを書くのは、
あまり好きじゃないのですが、どうしてもお知らせしたくて、
ちょっとだけ(笑)

先週末の関アウトドアナイフショーに出品されていた、新潟三条の
鍛冶職人、日野浦司さんの作品が、大量に入荷しました(^_^)

越後鍛冶日野浦司作品

こちらは、その一部ですが、ちょっと並べて写真を撮ってみました。

実は2年程前、ショーの後「ナイフ送って下さい。」ってお願いすると
「ロシアのバイヤーが全部持って帰ってしまった。」って、悲しい連絡
が入ったことがあったのです(T_T)

なので今回は、わざわざショーに足を運んでくれた方には、もちろん
販売して頂いてけっこうですので、後は全部うちで引き取ります!
と、お願いしておきました。

ってことで、分けて頂きました。

少し前に、テレビ東京『YOUは何しに日本へ』で、アメリカの少年が、
わざわざ日野浦さんのもとを訪ねられたように、その丹念な造りが、
海外でもすごく人気があるのは分かるのですが、国内にもファンの方は
たくさんいらっしゃいますからね。

外人にばかり買われて、日本の業者が買い負けするわけには
いかないです(^_^)v

てなことで、今回取り敢えず、大小合わせて16本ほど送ってもらいました。
今、1本ずつ写真を撮っているところですので、近日中にページを
作ってアップします。

その前に、目玉作品などを少しご紹介。

司作「雲流副鉈」

これは、司作「雲流副鉈(うんりゅうそえなた)」
種類の違う鉄を、炉で熱してくっつけ、それを折り返して、またくっつけ
さらに熱してアメ細工のようにねじりを加えます。

日野浦司の鍛地造り

そうして作った雲流鍛地の母材に、さらにハガネを割込んで、
鍛え上げて、造られたのが、このナイフです。

司作「雲流鍛地副鉈」

何とも美しい仕上がりになっています。

 

錬鉄と鍛地の副鉈

左が鍛地(きたえじ)の副鉈、そして右が錬鉄(れんてつ)の副鉈。
錬鉄は明治期などに作られた古鉄で、それを炉で熱し、ハガネを
鍛接して作ります。
独特の風合いと、研ぎやすさが特長です。

ちょっと長くなってきましたが、もう何点か・・・

司作「鍛地首曲がり」磨

こちらは、独特の形が人気の鉈、「鍛地首曲がり」。
これも、種類の違う鉄をくっつけて折り返し鍛錬した、鍛地です。

 

司作「鎚目 鞘鉈105」

シンプルな鞘鉈も入っています。
こちらは、小ぶりで使いやすい「鎚目 鞘鉈105」。

 

ご紹介はこのくらいにして、写真撮影続けます(笑)
どうぞご期待下さい!

最後に、数年前に日野浦さんに取材した時の動画を貼っておきます。