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2015道東旅行~その9

道東旅行最終回です。

網走と言えば、ここ『網走監獄』博物館ですね。

網走監獄

実は、ここへ来るのは、31年前の新婚旅行、そして10数年前に
家族旅行でも来て、今回で3度目です。

それでも、10数年前とずいぶん変わっているような気がします。
(前回の記憶があまりないのですが・・・)

網走監獄

こちらは、明治の脱獄王「五寸釘寅吉」こと西川寅吉の像。
本土の集治監(明治時代には、受刑者の収容施設をこう呼んだそうです)から、
北海道最初の集治監である樺戸集治監、空知集治監等、各監獄で脱獄を
繰り返したそうです。

北海道の集治監と囚人を描いた吉村昭の「赤い人」でも、取り上げられています。

網走監獄

当時、本土の収容施設がいっぱいだった、受刑者を北海道開拓の労働力として
利用したそうです。
前述の「赤い人」でも描かれていますが、その生活は、かなり過酷だったようです。

網走監獄

休泊所、
道路の開拓などで使われた、仮の宿舎で、「動く監獄」と言われていたそうです。
起床の合図には、枕にしていた丸太を叩いていたそうです。

網走監獄

脱獄を企てたり、命令に従わなかった囚人に付けられていた、錠や重りなど。
その他、服や手袋、道具類なども展示されていました。

 

網走監獄

網走監獄博物館は、公園のようになっており、緑も多くいろんな花が咲いていました。
咲き乱れるひまわりと、囚人の人形のギャップが何とも哀れな感じがします・・・

網走監獄

木々が多いので、エゾリスなどもたくさん見かけました。

 

網走監獄

こちらは、放射状舎房(登録有形文化財)
五つの舎房が放射状にあり、中央の監視所から全部の房を見渡せるように
なっています。

網走監獄

木造行刑建築物としては、世界最古で最大だそうです。

網走監獄

独房ですね。

網走監獄

こちらは複数人用の房、食事風景が再現されていました。

網走監獄

浴場

 

網走番外地ポスター

網走監獄と言えば、これですね。
その他、刑務所を舞台にしたいろいろな映画のロケにも使われたそうです。
現在の刑務所なども紹介されていましたが、またの機会に・・・

 

網走監獄博物館を出た後は、泊まったペンションの奥さんに教えてもらった
能取湖にある、サンゴ草群落地へ行ってきました。

能取湖サンゴ草群落地

丁度満開の時期でした。

能取湖サンゴ草群落地

初めて見る、サンゴ草です。

能取湖サンゴ草群落地

なかなか壮観です。

さて、この旅行最終日も、お昼近くになってきました。
飛行機の時間まで、もう少しあるので絶景の地、美幌峠へ。

美幌峠

ここも、31年前の新婚旅行の時に来た場所です。

美幌峠

前に見えるのは、国内最大のカルデラ湖である屈斜路湖です。
屈斜路湖というと「クッシー」を思い浮かべます。
ネス湖のネッシーのような、巨大生物がいるって噂でした(笑)

美幌峠

残念ながら、見ることは出来ませんでしたが(笑)
美幌峠の道の駅で、昼ご飯を食べて、女満別空港へ。

 

女満別から千歳行きのプロペラ機

女満別から千歳行きのプロペラ機で、帰路につきました。
楽しい旅も、終わりです。
長らくのお付き合いありがとうございました(^_^)