一昨日の日曜日は、三木市の「湯の山街道」と呼ばれるあたりを散策してきました。
近くなのにゆっくり歩いたことが無く、「湯の山街道」って知りませんでしたが、良いところでした。
湯の山とは、有馬温泉のことだそうで、羽柴秀吉が三木城攻めをした折、三木から湯の山(有馬温泉)まで何回か作戦行動をしたそうです。
それ以来「湯の山街道」と名付けられたらしいです。
街道沿いには古い町家が残っており、とても趣があります。
もう少し建物が集中して残っていれば、重要伝統的建造物群保存地区に登録されるのになぁと思いながら歩きました。
観光協会の駐車場に車を置いて、まずは「旧玉置家(たまおきけ)」へ。
入館無料です。
建物は江戸時代に建てられた第一期の建物と明治以降に増築された第二期の建物に分かれています。
第一期の建物は、文政9年(1826年)に、上州館林藩の切手会所(今の銀行)として建てられたそうです。
襖の下貼りから出てきた、江戸時代の薬の処方箋。
井戸やかまどなど
蔵がギャラリーとなっていました。
中には、民具や具足などが
また、勝海舟の書なども展示されています。
丸みを帯びた屋根。
ひょっとこの顔のような蔵
もう1個の蔵と対になっていて面白い。
その他、渡り廊下が少し斜めになっていたりと、いろいろ面白い趣向を凝らした造りでした。