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凶刃―用心棒日月抄藤沢 周平の「用心棒日月抄」シリーズ、第一巻を読み終えてから2週間、やっと第四巻にて最終巻の 今回は、前作から16年後が舞台。 しかし、何よりこの本は、今までのユーモアあふれた、若かりし青江又八郎の物語りではなく、腹が出てきた中年の又八郎の物語りと言うことで、何とも言えないもの悲しさを感じてしまいました。 何より、用心棒仲間だった、細谷源太夫の変わり果てた姿には、思わず胸が痛みました。 |
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