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テンペスト

この間まで『沈まぬ太陽』を読んでて、ちょっと重かったので今度は 軽く読める物を、と 今、池上 永一の『テンペスト』って小説を読んでるのだけど、 すごく面白いです。 19世紀の琉球王朝、首里城を舞台にした物語で、主人公の数奇な運命と活躍、 そして清や、薩摩(日本)、西欧諸国の圧力の中、独自の道を歩もうとする 王国の舵取りなど、今の日本の状況に似ている部分もあり、ほんと面白い。 仲間由紀恵主演で、舞台化もされるようですが、こちらも興味深いです。

琉球ロマネスク「テンペスト」公式ホームページ

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『モンスター』百田尚樹

先日書いた、百田さんの本が、一昨日届いて、昨日一気に読んでしまいました。面白かったです。

すごくかわいそうで、怖くて、悲しくて・・・百田さんの作品は、どれも難しいひねりが無く直球勝負、って感じで読みやすく、それでいて心を打つものあります。さすがに、放送作家で長年やってきただけにつぼを心得てるなぁと思わされます。

この本も、最初からぐいぐい引き込まれて、読み出すと止められない。最後はほんとかわいそうで、でもこれでよかった、と思える、そんなラストシーンでした。

この記事と関連する記事: 『疾走』重松 清 『モンスター』百田尚樹 今日は夜にランニング スイムトレーニング いよいよ

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百田尚樹さんの新刊

モンスターが、発売されてるのですね。http://www.amazon.co.jp/gp/product/4344018079

田舎町で瀟洒なレストランを経営し、町中の男を虜にする絶世の美女・未帆。 彼女の顔は、かつて畸形的なまでに醜かった。周囲からバケモノ呼ばわりされ、 友 達もできない悲惨な日々。そして思い悩んだ末、ある事件を起こしてしまう。 追われるように移り住んだ「美女の街」東京。そこで整形手術に目覚めた未帆は、 手術を繰り返して完璧な美人に変身を遂げる。そのとき、甦ってきたのは、 かつて自分を虐げた町に住むひとりの男に対する、狂おしいまでの情念だった──。

何か怖そうだけど面白そう

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死神の精度

伊坂 幸太郎の『 死神の精度』を読みました。

『死神』と言うと、『デスノート』など、オカルティックなものを、 思い浮かべそうですが、これはなかなか人間味あふれる小説でした。

主人公は死神、1週間後に死ぬことになるであろう人間の調査をして、 その死を「可」あるいは「不可」と決める役目をします。 いわゆる、一般的に人をしに導くのではなく、死か生かを決める死神。 床屋の亭主が、切られた髪に興味がない、と言うように人間には興味が

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