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トライアスロンを始めたきっかけ〜その3

昨日から、まだ続いてたりします(^^)

『第3回ジャパンショートトライアスロン大会』は、水泳は運河のようなところを泳ぎ、バイク・ランは埋め立て地を走る、フラットなコースで、トライアスロンの醍醐味である大自然の中で思いっ切り走り回る、と言う感じではありませんでした。

そして、その年の9月に石川県能登半島の突端、珠洲市で第1回「スーパースプリントイン能登珠洲大会」が開催されると言う記事を、専門誌で読みました。
当時は、トライアスロン人口、大会共にどんどん増えていた時期で、各地で新しいレースが開かれていました。
早速そのレースに、申し込み、参加することになりました。

この珠洲大会は、日本海の美しい海で泳ぐ1.5kmのスイム、能登半島の先端をぐるっと回る、ものすごい峠越えを含む55kmのバイク、そして景色のいい海沿いを走るラン10kmと、ロケーション抜群まさにトライアスロンというレースでした。
各地からトップ選手を始め、市民アスリートなどたくさんの人が参加したのですが、その中には、当時漫画家で、トライアスリートだった、現在『まんだらけ』の社長古川 益三さんの姿もありました。
(ちょこっとですが、お話ししました(^^))

で、このレースが本当にきつくて、苦しくて、走っている間中、(トライアスロンって、こんなにきついのか、、、早くゴールに着かないか)ばかり考えていました。

よく「レース中何考えてるのん?」って聞かれるのですが、
今でも水泳なら折り返しまで後少し、とか折り返したら、スイムフィニュッシュ迄あと何メートルとか、バイク何キロ走ったから残り何キロとか、ラン折り返したら、ゴールまで後何分で終わりや、、、
などと、とにかく早く終わることだけを考えてます。

そんな感じで、走っているときは本当に苦しいのですが、ゴールした後の満足感、開放感、充実感はいままで味わったことのないものでした。
これって、「エンドルフィン」が分泌されているのでしょうかね・・・
まさしく矢吹丈の燃え尽きて「真っ白な灰」になるような感じです。

これを一旦味わうと、もう病みつきで、以来どっぷりとトライアスロンにのめり込むようになりました。