『西田刃物工房』本割込・本鍛造の動画
『西田刃物工房』代表西田大祐氏による、本割込本鍛造の動画をアップしました。
時間の関係で、だいぶはしょってますが、1丁ずつ丹念に割込鍛え上げた後、
1晩寝かして、ならし打ち、粗研磨を経て、焼き入れ、研ぎ仕上げをします。
また、ナイフの柄の製作、シースなども全て丁寧に手造りしています。
西田さんが鍛えた、ナイフ・包丁に興味のある方は、

『西田刃物工房』代表西田大祐氏による、本割込本鍛造の動画をアップしました。
時間の関係で、だいぶはしょってますが、1丁ずつ丹念に割込鍛え上げた後、
1晩寝かして、ならし打ち、粗研磨を経て、焼き入れ、研ぎ仕上げをします。
また、ナイフの柄の製作、シースなども全て丁寧に手造りしています。
西田さんが鍛えた、ナイフ・包丁に興味のある方は、
このナイフをご覧下さい。
これは、熊本県にある『西田刃物工房』の鍛冶職人が、軟鉄を割り込んで鋼付けし
ハンドルからケースに至るまで全て一人で、手造りで造っています。
初めてこのナイフの画像を見た瞬間、惚れ込んでしまいました。
で、連絡を取って、先週末に熊本まで会いに行ってきました。
車で・・・
8時間ほどかけて(^_^;)
スイム・バイク・ランで、12時間以上走り続けてることからしたら、
まったく問題なしです・・(笑)
西田さんは、まだお若いのですが、すごくいい腕を持ち、研究熱心で、いい方です。
良い感じで話が進み、早速作品を取り扱わせて頂くことになりました。

西田さんのナイフ如何でしょう?
すごくきれいに造られています。
九州地方の猟師さんには、かなり愛用者がいるらしく、ハンター同士で
ナイフの見せ合いになった時に、西田さん作のナイフを出すと、他の人が、
自分のを引っ込めるらしいです(笑)
こういうナイフや、包丁などを全くの手造りで、一人で造っています。
しかも西田さんは、利器材を一切使わず、軟鉄を熱してそこに鋼を挟み込んで、
叩き伸ばして形を造りそれを、削って焼き入れして、磨き上げてます。
さらに、ハンドルも木を削ってコーティングしたり、鹿角を切って付けたり
と、めちゃくちゃ手をかけて・・・
しかも、革ケースも手縫い、模様も全て自分で付けてます。

iPhoneやパソコンを駆使する現代的な職人さんでもありますが、
伝統を守りたい、と言う気持ちは人一倍強いようです。
ご覧の通り、まだお若いのですが、19歳で鍛冶屋に弟子入り修行、
2006年若干28歳で独立して、ずっと一人でやってこられてます。
これからが本当に楽しみな職人さんです。
今回、刃物取扱店に卸すのは、始めてとのことです。
頑張って売らせて頂こうと思います。
興味のある方は、こちらをご覧下さい>>商品紹介ページ
続けて、味方屋四代目、日野浦睦さんが鉈を造っている様子です。
先の「関アウトドアナイフショー」で、理事長賞を受賞したまさに新進気鋭の鍛造家
大変手際よく、数丁の鉈を連続で鍛造していく様子は、見事でした。
傍らで見ておられた、司さんに「息子さんの火造りは如何ですか?」と尋ねてみましたところ
「非常に低い温度で鋼付けが出来ている」と、褒めておられました。
ところで、夕食の時にお酒を飲みながら、睦さんに受賞のことや将来のことなど
いろいろお伺いしました。
ナイフショーでの受賞については、
「まだまだ自分の力はこんなものじゃない、来年はもっと良い物を造る」
と、けっして満足することなく、早くも上を目指して修行に励まれている様子がうかがえました。
ほんと、先が楽しみです。
がんばって欲しいですね。
先日、どうしてもハイビジョンでアップ出来なかった、日野浦司さんが鍛地を造っている動画、
今日やってみたらうまくハイビジョンでアップ出来ました(^^)v
ですので、再度貼ってみますね。
(HDボタンを押して下さい、ハイビジョンでご覧いただけます)
先週、新潟の日野浦刃物工房へ行って撮ってきた動画を取り敢えず1つ編集して、
YouTubeにアップしてみました。
鍛地の母材を造っている様子です。
しかし・・・問題点がいろいろ・・・
8分の大作?になってしまいましたが、HDだとエラーが出て
うまくアップロード出来ず(T_T)
結局、プレミアエレメンツで、フラッシュに変換してアップしました。
(長くて、ブレてて、見にくいですが・・・)
※音出ます。
14日に、高速1000円を利用して(^^ゞ新潟県三条市の『日野浦刃物工房』へ行ってきました。
前回が、2003年でしたので、6年振りの訪問です。
また今回は、関の刃物まつりなどでよくお会いしていたこともあり、日野浦さんの奥さんから
「来られるときは奥さんもぜひご一緒に」とお声がけ頂き、妻も同行。
ビデオ撮りの、アシスタントをしてもらいました(^_^)
土曜日、朝3時に神戸を出発、あいにくの雨、それもかなりしっかり降ってて、ちょっと怖い・・・
スピードが出せず、安全運転で、中国道→名神高速→北陸道を目指します。
我が家から、623km休憩を入れて約8時間ほどかかりました(^_^;)
工房へ到着後、いろんな品物を見せて頂きながら、お話を伺います。
関の刃物まつりなでは、毎年お会いしていましたが、久しぶりにゆっくりお話を聞かせてもらえて
いろいろ勉強になりました。
相変わらず、研究熱心で、常に新しいことに挑戦されていてほんとすごいなぁと思わされます。
話は全然尽きず、気が付けば昼過ぎ。
奥さん、四代目の睦さんを交え5人で、昼食に美味しいおそばをいただいた後、火造りの様子を
撮らせて頂きます。
まずは、四代目睦さんの鋼付け、先日の関アウトドアナイフショーで、
理事長賞を受賞した実力は本物です。
後で、日野浦司さんに聞いてみましたが「非常に低い温度で鋼付けが出来ている」とのことでした。
この軟鉄に鋼を付ける鍛接は、温度を高くすると付けやすいのだけれど、鋼の炭素が抜けてしまい、
切れ味が落ちてしまいます。
低い温度でくっつけるのは、かなり難しいのですが、すごく手際よく付けられてました。
さすがですね。
続いて、司さんによる「鍛地(きたえじ)」の母材造りを見せて頂きました。
これは、2つの鉄をくっつけて何度も折り返し鍛造することにより、独特の渦巻きや縞模様を出す、
大変手間がかかるものです。

まず2つの鉄を、炉で赤め鍛接材を付けて母材の上にもう一方を乗せます。

ぎゅっと押しつけて再び炉へ、中の状態を見る目が大変厳しい、まさにプロの目です。
炉から出して、ハンマーで叩いて、くっつけます。
さらに動力ハンマーで、叩き伸ばして行きます。
さらに炉で赤めた後、タガネで皮1枚残して切り込んでいきます。
タガネで切り込んだところから、折り返してくっつけます。
さらに炉で赤めて、また伸ばして、折り曲げて・・・と言うのを何度も繰り返します。
すごい手間と技術がいりますが、日野浦さんはこれにさらにひねりを加えた物など
色んなパターンで、刃物造りをされています。
一通り、写真やビデオを撮らせて頂いたら、もう夕方です。
一旦ホテルへ行ってチェックイン。
夜は日野浦司さん、奥さんそして睦さんと、私、妻の5人で
新潟のとても美味しい料理をいただきました。


新潟の、美味しいお酒に話も弾み、四代目睦さんの今の心境や、将来の目標などほんと貴重な話を聞かせてもらえ、とても有意義な、工房訪問になりました。
ビデオや、写真などはまたボチボチ編集して公開致します。
どうぞご期待下さいませ。
PS.三条商工会議所から、三条を代表する鍛冶職人と言うことで、日野浦さんを紹介するDVDが出ています。
こちらでご覧いただけますので、ぜひ一度見て下さい。
『熾盛(しせい)の魂 探求する心・進化する伝統』
http://www.sanjo-yeg.org/movie/nata.wmv
一昨日は、三木の池内刃物さんへ、小刀造りを見せてもらいに行ってきました。
ビデオ撮影してきましたので、また詳しくご紹介しようと思いますが、取り敢えずハイライトを(^_^)
2月10日、高橋和己特殊鑿製作所製の高橋さんからお声がけいただき、
三木市金物資料館前で行われた『たたら製鉄』を見学してきました。
『たたら』とは、日本古来の製鉄方法で、日本刀などに使われる、
純度の高い鋼『玉鋼』を作る方法です。
炉の中に木炭と砂鉄を入れて鉄を作る方法で、二種類の製法があるのですが、
こちらでは砂鉄からり「けら」といわれる鉄塊を作る、けら押し法(直接製鉄法)
での操業での操業となります。
朝8時半頃、金物神社内の三木市立金物資料館前に行くと、すでに炉に
火が入り、大きな炎が上がっていました。
炉は2基、送風口が3個の3本羽口炉と、4つある4本羽口炉です。
これらは、古式鍛錬技術保存会の研究グループ「和鋼製鉄部会」が
中心となって、毎年創意工夫を凝らしながら、操業の都度、改良して
いるそうです。
午前9時、いよいよ炉に砂鉄を投入します。
これは砂鉄を、のりで固めて団子状にしたもの、これをその都度計量しながら、
木炭と交互に投入していきます。
炉の中の様子を見ながら、この作業を、何度も、何度も繰り返します。
この時の、炉の中の温度は1500度ぐらいだそうです。
そして、ノロ出し
炉の下側側面に作られている、ノロ出し口を開けて、ノロを出します。
鉄の溶解したものに見えますが、これは砂鉄に含まれる不純物と、
炉の土が、反応して出来た物です。
900度から1000度ぐらいあり、ガラス質でした。
午後、いよいよ炉の解体、けら出しです。
何段にも積まれた、炉を順番に解体していきます。
(これは、ほんとすごく工夫されて作られています)
![]()
真っ赤に焼けたけらを、水で焼き入れ。
取り出された、けらがこれです。
光ってるところ、すごく美しいですね。
投入した砂鉄30kgで、6.6kgのけらが出来ました。
こちらに、ムービーも貼っておきます。
所々に、雪が残る寒い日でしたが、日本剃刀を造ってもらっている、三木市の『高橋和己特殊鑿(のみ)製作所』さんを訪問してきました。
こちらは、明治中期から、四代にわたって木彫り鑿(のみ)や、特注の特殊鑿を造っている鍛冶屋さんです。
現在は、三代目で伝統工芸士の高橋和己さんと、四代目の典三さんが仕事をされています。
『高橋和己特殊鑿(のみ)製作所』さんのホームページをご覧頂くと分かると思いますが、四代目の典三さんは、すごく研究熱心な方で、独自でたたら製鉄をされたり、いろんな刃物を造られたりしています。
仕事場にはたくさんの、鋼材や材料などが並べられていました。
こちらは、火造りをする鍛冶場、鋼の色を見るために薄暗く、裸電球が一つ付いているだけです。
残念ながら、この日は火造りはしていませんでした。
こちらは、焼き入れ用の火床とふいご。
その隣には、水温が安定するよう土中に埋められた水槽があります。
一通り、仕事場を見せて頂いた後、事務所でいろいろお話を伺いました。
![]()
特注の鑿を中心に、彫刻刀や、薄い刃物から、鉋その他いろんな刃物を、造っておられます。
昔からの手法を守り一つずつ丁寧に、手造りしてきたからこそ出来るのでしょうね。
すごく細かいところまで、こだわって造っておられるのがよく分かります。
玉鋼と、玉鋼で造った日本剃刀です。
玉鋼から現在の普通鋼の話までいろいろお伺いしましたが、ほんとすごく興味深かったです。
伝統工芸士の認定証などなど・・・
槍鉋や、特殊のみの数々・・・
話は、天然砥石のそれぞれの研ぎ感や、「いい砥石とは」と砥石談義にまで・・・
経験に裏付けされた、幅広い蘊蓄をお伺いしました。
台風が接近中の強風の中、地元兵庫県三木市で50年以上小刀専門の鍛冶をする「池内刃物」さんを訪問してきました。
初代の池内昭三さんは、兵庫県技能顕功賞受賞など各方面で認められる大変優れた技術を持たれた鍛冶屋さんで、その切出し小刀は、国内だけではなく、ドイツなどヨーロッパのバイオリンや家具職人に愛用されています。
現在、社長で二代目の久徳さんと弟さん、そして三代目の広海さんの4名が鎚をふるい伝統の技術を受け継いでいます。
二代目久徳さんが、小刀の鍛造を見せてくれました。

まずは、鋼を小刀用に切り出すところからです。
炉で赤めて、叩き伸ばし締めて、適当な大きさにタガネで切ります。

次に母材の軟鉄に鍛接材を付けて鋼をのせて、炉で赤め鍛接します(くっつけます)。
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