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2010.11.24

テンペスト

この間まで『沈まぬ太陽』を読んでて、ちょっと重かったので今度は
軽く読める物を、と
今、池上 永一の『テンペスト』って小説を読んでるのだけど、
すごく面白いです。
19世紀の琉球王朝、首里城を舞台にした物語で、主人公の数奇な運命と活躍、
そして清や、薩摩(日本)、西欧諸国の圧力の中、独自の道を歩もうとする
王国の舵取りなど、今の日本の状況に似ている部分もあり、ほんと面白い。
仲間由紀恵主演で、舞台化もされるようですが、こちらも興味深いです。

琉球ロマネスク「テンペスト」公式ホームページ

「テンペスト」公式サイト

http://www.tempest2011.jp

2010.04.02

『モンスター』百田尚樹

先日書いた、百田さんの本が、一昨日届いて、昨日一気に読んでしまいました。
面白かったです。

すごくかわいそうで、怖くて、悲しくて・・・
百田さんの作品は、どれも難しいひねりが無く直球勝負、って感じで
読みやすく、それでいて心を打つものあります。
さすがに、放送作家で長年やってきただけにつぼを心得てるなぁ
と思わされます。

この本も、最初からぐいぐい引き込まれて、読み出すと止められない。
最後はほんとかわいそうで、でもこれでよかった、と思える、そんな
ラストシーンでした。

2010.03.29

百田尚樹さんの新刊


モンスターが、発売されてるのですね。
http://www.amazon.co.jp/gp/product/4344018079

  田舎町で瀟洒なレストランを経営し、町中の男を虜にする絶世の美女・未帆。
  彼女の顔は、かつて畸形的なまでに醜かった。周囲からバケモノ呼ばわりされ、
  友 達もできない悲惨な日々。そして思い悩んだ末、ある事件を起こしてしまう。
  追われるように移り住んだ「美女の街」東京。そこで整形手術に目覚めた未帆は、
   手術を繰り返して完璧な美人に変身を遂げる。そのとき、甦ってきたのは、
  かつて自分を虐げた町に住むひとりの男に対する、狂おしいまでの情念だった──。

何か怖そうだけど面白そうあせあせ

早速注文してみました。

2008.04.01

死神の精度

伊坂 幸太郎の『 死神の精度』を読みました。

死神の精度

『死神』と言うと、『デスノート』など、オカルティックなものを、
思い浮かべそうですが、これはなかなか人間味あふれる小説でした。

主人公は死神、1週間後に死ぬことになるであろう人間の調査をして、
その死を「可」あるいは「不可」と決める役目をします。
いわゆる、一般的に人をしに導くのではなく、死か生かを決める死神。
床屋の亭主が、切られた髪に興味がない、と言うように人間には興味が
ないと言う死神が、担当する人間との1週間の出会いと出来事を、
時に独特のユーモアを交え、独自の視点で淡々と描かれています。

6編の短編小説からなるのですが、最後の話が特にいい。
「ああ、やっぱりこういうことになるんだ」
と、ちょっと安心するような、読後感のいい話でした。

映画化されたようですが、死に神の視点から一人称で描かれた小説
どんな風になったのか・・・
こちらも、ちょっと興味あります。

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